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3Dプリンタ「Zotrax M200」を使用することがあったので、ちょっと忘れないうちに作業や使い方をメモしています。(機械の組み立てやセッティングは、既にされた状態だったので、その箇所は省いています)
使用時に日本語マニュアルがなかったので下記の「クイックスタートガイド」から入手しました。ただ、PDFに埋め込まれてる画像の一部が解像度が低く不鮮明なところがあるため、英語版と合わせて確認する方が見やすいです。
 アドウイクスオンラインショップ/Zotrax M200




「Zotrax M200」です。
見た目はなかなかしっかりした雰囲気。ポーランドのメーカーのようです。電源をつないで、背面のスイッチをオンにすれば起動します。「Zotrax M200」はSDカードを経由してPCからデータをやり取りします。



■プリント用データの準備1
自分で作っているCGロボの背面パーツを、テスト用にプリントすることにしました。モデリングは3Dソフト「C4D」を使用しています。C4Dのエクスポートから「.stl」を選択して保存。(※単位はミリメートルを選択しました)





■プリント用データの準備2

STLデータを作成したら、このデータが3Dプリントに適したデータかをチェックします。
チェックには「netfabb Free」というMac用のフリーソフトを使用しました。データチェックだけでなく、修正も行えるソフトみたいです。
ダウンロード方や、使い方はこちらのサイトを参考にしました。(ありがとうございます)


ここまでで「netfabb Free」のチェックにひっかかり3,4回データを修正しました。。。
ポリゴン抜けなど注意して作っていても、どうしてもどこかに修正箇所が潜んでいるようでした。しかしここまでやってもまだ3Dプリントはできません。次は「Zotrax」でプリントするためにデータを変換します。
 

 ※netfabb Freeビュー使い方
 回転:右クリックドラッグ
 移動:Option+左クリックドラッグ
 ズーム:Command+右クリックドラッグ





■「Z-Suite」使い方1

「Zotrax」は「.zcode」というフォーマットを使用します。「.stl」から「.zcode」に変換する必要があります。データ変換には「Z-Suite」を使用します。
「Z-Suite」はZotraxの公式ページからダウンロードできます。ダウンロード時にシリアルナンバーの入力を求められますがシリアルナンバーは「Zotrax」本体背面に記載されています。
(※現在「Z-Suite」のMac版が、Zotraxのサイトから見つけられくなってしまいました。。なぜ?)


■「Z-Suite」使い方2
「Z-Suite」をMacにインストールし、起動したところ。「Monoをインストールして」とメッセージが出現。
よくわからないまま、「Mono」を入れないと使えないようなので、とりあえず入れてみます。ダウンロード先は下記参照。

Mono for Mac













■「Z-Suite」使い方3


「Z-Suite」ようやく起動できました。データ変換の簡単な手順を。

 画面左上の「+」でデータ呼び出し。
 ↓
 画面左下の「PRINT」でプリント用データの設定。(積層の細かさなど設定できます)
 ↓
 「PREPARE TO PRINT」でプリント用データに変換(変換に多少時間がかかります。)サポート材が表示されます。
 ↓
 問題なければ「SAVE TO PRINT」でデータ保存。新しいデータの拡張子が.zcodeになっていれば、これでプリント用データの準備は終了です。




■「Zotrax」で3Dプリント1

変換した.zcodeのデータをSDカードにコピー、「Zotrax」本体に挿入してようやくプリントするぞと思ったのも束の間、今度は本体前面の小さなモニターに、「新しいアップデートを入れて!(英語)」とメッセージが。クイックガイドを見ると、Z-FIRMWAREというファームウェアの更新をするようにとの記述がりました。早速、Zotraxの公式ページから最新版をダウンロード。ZIPを解凍すると「Update.bin」というファイルが作成されるので、これをSDカードにコピーし「Zotrax」本体に挿入。SDカード挿入→電源オンで自動的に更新されます。


■「Zotrax」で3Dプリント2
プリント用データと本体の更新も済んだのであとは、クイックガイドに従ってプリントすればOKです。
ひとつ注意は、一番はじめにプリントするときはフィラメント押出機の加熱に時間がかかることです。ちょっと待たなくてはなりません。
あとデータの選択など、本体モニタの横のジョグダイヤルを使用するのですが「回転→選択/プッシュ→決定」のプッシュがちょっと反応が速すぎるような、、、。

■「Zotrax」で3Dプリント3

基本的には、プリントするモデルデータを選択すれば自動でプリントスタート→終了してくれるようです。プリント終了したら電源を切って、モデルを取り出し、完成です。

このモデルでプリント時間は20分ぐらい。
(※モニタの予測時間よりも延長することあり)
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以前からちょこちょこ作っている3DCGメカをレンダリング。
借り物の街CGの中に配置してみました。
画像クリックで大きいサイズ表示されます。

今年こそは3DCGキャラアニメを会得するぞ!
ということでC4Dでキャラクターアニメーションの練習中。

動きの付け方としては、2Dアニメのように原画に相当するキーフレームを作って、
その間のフレームを埋めていくかんじでよいのかな…?

ジョイントの設置方法などは下記を参考にさせていただきました。

▶ボーンで足を作る
http://maxon.blog.shinobi.jp/mocca/#28
▶CINEMA4Dでゼロからキャラクタアニメーション
http://vectors.cocolog-nifty.com/dop/2012/12/1-a94c.html
▶Cinema 4D Tutorial: Character Rigging
http://www.youtube.com/watch?v=Y5eFIR_BnUE&list=FL9pf4uESzXhtXvROjj_gyTg

忍者のモデルデータは3D CHAYAさんからお借りしました!
http://www.3dchaya.com/




少しづつ作っている3Dメカに質感とか色をのっけてみる。
いいかんじ。
C4D爆発テスト


ひきつづきCINEMA4Dの練習。
ダイナミクス機能と「Thrausi」というプラグインで
土蔵を粉砕させてみました。

土蔵は、3D CHAYAさんから3DCGデータお借りしています。
サイトコチラ→http://www.3dchaya.com/index.htm

土蔵の他にもいろいろな和風建築物を3Dデータでアップされています。
無料素材ということです。

C4Dダイナミクステスト1

1コマ抜き出すとこんなかんじ
プラグインの「Thrausi」は土蔵を破片化するのに使用しています。
分割数や破片の分割する角度などを指定できます。



…追記…
Xbreakerという別のプラグインのチュートリアルがあったので
メモとして貼っておきます


Xbreakerについてブログ記事
http://u-ma.jp/blog/?p=457



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デモリール
プロフィール

管理人:mzn/ミズノシンヤ

関東在住の、アニメ作家兼イラストレーター。アニメPVや、メカものを中心としたイラストを描いています。作品は下記HPに公開しています。メールはmiraityuuouあっとgmail.comまでどうぞ。


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