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「コンピュータ・グラフィックスの歴史 3DCGというイマジネーション」
今、これを読んでいます。おもしろいです。
CGがまだ、前衛芸術や軍事技術だったころからはじまって
特撮、VFX、3DCG映画に至までの道程がまとめられています。
難解な数式で構成された技術書や
抽象的でその意義ばかりを書き綴ったアート系の本とかと違い
非常に読みやすく、かつおもしろくCGの歴史を辿って行っているので
「CG嫌い」という人にこそ読んで欲しい。
CG=安易な表現、ではないことがわかると思います…よ。
あと、裏話的な情報も多分に含まれていて楽しいです。
値段が高いよ、という人にはコチラ↓
古書店や図書館にも、よく置いてあります。
昔の本なので、今のCG技術については語られていませんが
とりあえず当時のことを知りたい人に。
自分はこの本で、「風雅の技法」(日本初CG映画)のことを知りました。
「風雅の技法」は恵比寿の写真美術館で上映されてるのを見ましたが
今のCG映像に慣れすぎてるせいもあって、逆に非常にかわいらしい短編映画でした。
「CG進化論-映画でたどるCG45年史-」
http://www.wowow.co.jp/pg/detail/066202001/index.php
ちなみに随分前にWOWWOWでやっていたこれは見逃してます。
単純にWOWWOWに入っていないせいです…。
ディスカバリーチャンネルみたいにDVD化しないのかな?
あと今気になってるDVD。
CGトラッキング
VFXのチュートリアルDVDセット『Visual Effects For Directors』
http://cg.follow-w.net/?eid=948847
今、これを読んでいます。おもしろいです。
CGがまだ、前衛芸術や軍事技術だったころからはじまって
特撮、VFX、3DCG映画に至までの道程がまとめられています。
難解な数式で構成された技術書や
抽象的でその意義ばかりを書き綴ったアート系の本とかと違い
非常に読みやすく、かつおもしろくCGの歴史を辿って行っているので
「CG嫌い」という人にこそ読んで欲しい。
CG=安易な表現、ではないことがわかると思います…よ。
あと、裏話的な情報も多分に含まれていて楽しいです。
値段が高いよ、という人にはコチラ↓
古書店や図書館にも、よく置いてあります。
昔の本なので、今のCG技術については語られていませんが
とりあえず当時のことを知りたい人に。
自分はこの本で、「風雅の技法」(日本初CG映画)のことを知りました。
「風雅の技法」は恵比寿の写真美術館で上映されてるのを見ましたが
今のCG映像に慣れすぎてるせいもあって、逆に非常にかわいらしい短編映画でした。
「CG進化論-映画でたどるCG45年史-」
http://www.wowow.co.jp/pg/detail/066202001/index.php
ちなみに随分前にWOWWOWでやっていたこれは見逃してます。
単純にWOWWOWに入っていないせいです…。
ディスカバリーチャンネルみたいにDVD化しないのかな?
あと今気になってるDVD。
CGトラッキング
VFXのチュートリアルDVDセット『Visual Effects For Directors』
http://cg.follow-w.net/?eid=948847
「日常にひそむ数理曲線」
http://www.masahicom.com/blog/index.cgi/information/20080724suurikyokusen-jouei.htm
ピタゴラスイッチで有名な佐藤雅彦さんらによる、科学ドキュメンタリー映像。
ちょっと前にNHKでやってるのを見ました。
普段の生活空間の中にある、数理造形を視覚的に表す内容で、おもしろいです。
これを見ると、いろんなアニメの教則本に
「動きの基本は曲線から」
ということが書いてある理由が、よくわかります。
あと純粋に、数理造形が好きな人は楽しめるハズ。
http://www.masahicom.com/blog/index.cgi/information/20080724suurikyokusen-jouei.htm
ピタゴラスイッチで有名な佐藤雅彦さんらによる、科学ドキュメンタリー映像。
ちょっと前にNHKでやってるのを見ました。
普段の生活空間の中にある、数理造形を視覚的に表す内容で、おもしろいです。
これを見ると、いろんなアニメの教則本に
「動きの基本は曲線から」
ということが書いてある理由が、よくわかります。
あと純粋に、数理造形が好きな人は楽しめるハズ。
気付くと、年に1回は「王立宇宙軍」を観ている気がします。
はじめ、物語的にはそこまでに好きじゃなかったんですが、
見返すたびに、いろいろと発見することが多くて
噛めば噛むほど、おもしろいアニメだなあと。
イチバン最初に見たときは
「この展開と設定なら、もっとゴリゴリに盛り上げていって
めちゃくちゃ熱い演出で観たいなあ」とか思っていました。
(自分は「Gガンダム」とか「ガオガイガー」とか大好きなんです…)
作画はすごいわりに、妙に淡々としてる印象でした。
で、
ある時、「アンダルシアの夏」のメイキング番組で
高坂監督が、宮崎駿監督から「アンダルシア~」の原作マンガを勧められたときのエピソードで
「宮崎駿監督に”このマンガは静かなようだけど、実は熱い話なんだよ”って言われて…」
と喋っているのを観た時に
ああ、なるほど!と。
「王立宇宙軍」も、この「静かだけど熱い」ジャンルの映画なんだー。と。
このときから「王立」の見方がかわって、すごく好きなアニメになりました。
主人公が、子供のころ憧れていた戦闘機に乗って、空を飛ぶシーンで
なんで主人公の顔はほとんど見せなくて
飛行機の計器や窓枠の水滴とかのアップばかりで、まったく気持ちが伝わらないじゃん
とかエラソーに思ってたんだけど、これは実は
計器や窓枠の水滴、ひとつひとつに、主人公が感動して凝視している視点なのでは?
とか考えたりするようになって、俄然、楽しくなってきました。
「静かだけど熱い」んですよ。
無気力な感じが漂う同僚達が、いつの間にか自分の仕事に、
プライドを持って接していくところの描写も、さりげなくてカッコイイ。
軍の葬式では不真面目だけど、その後の飲み屋では
自分らのやり方でちゃんと弔う、とか良いよね…。
好きな女の子の前で、格好付けるために宇宙に行く、
というのも、はじめ「エー?」と思ったけど
最近は、すごくかっこよく見えてきた。
戦闘機が飛び交って、戦争してる間を抜けて、ロケットが飛んでく設定は
それだけでめちゃくちゃビジュアル的にカッコイイんだけど
政治的なものから解き放たれて、宇宙を目指していくという意味でも
かなりカッコイイ気がする。
あと、やっぱり年取るにつれて、わかってくるところもあります。
ヒロインとの関係は、見返すごとに、
くっつく可能性がゼロになっていくように感じるなあ。
どんどん距離が離れていって、ラストは地上と宇宙で…という。
あとは、博士の奥さんが葬式にチラッと出るシーンとか
「ああ…」と思ってしまう。あのちょっとのカットで
いろんなことが想像できるよね…。
(嫌味な女性記者が、大友キャラなのも気になる…。)
いろいろ書きましたが、また見返したときに
「あ、違った」ということもあるかもしれないので、
適当に聞き流してください。
でも、映画みて「こうゆう意味?」「やっぱりこうかも」とか
考えるのは楽しいですね。再確認したりとか。
これからまた見返すときが楽しみです。
はじめ、物語的にはそこまでに好きじゃなかったんですが、
見返すたびに、いろいろと発見することが多くて
噛めば噛むほど、おもしろいアニメだなあと。
イチバン最初に見たときは
「この展開と設定なら、もっとゴリゴリに盛り上げていって
めちゃくちゃ熱い演出で観たいなあ」とか思っていました。
(自分は「Gガンダム」とか「ガオガイガー」とか大好きなんです…)
作画はすごいわりに、妙に淡々としてる印象でした。
で、
ある時、「アンダルシアの夏」のメイキング番組で
高坂監督が、宮崎駿監督から「アンダルシア~」の原作マンガを勧められたときのエピソードで
「宮崎駿監督に”このマンガは静かなようだけど、実は熱い話なんだよ”って言われて…」
と喋っているのを観た時に
ああ、なるほど!と。
「王立宇宙軍」も、この「静かだけど熱い」ジャンルの映画なんだー。と。
このときから「王立」の見方がかわって、すごく好きなアニメになりました。
主人公が、子供のころ憧れていた戦闘機に乗って、空を飛ぶシーンで
なんで主人公の顔はほとんど見せなくて
飛行機の計器や窓枠の水滴とかのアップばかりで、まったく気持ちが伝わらないじゃん
とかエラソーに思ってたんだけど、これは実は
計器や窓枠の水滴、ひとつひとつに、主人公が感動して凝視している視点なのでは?
とか考えたりするようになって、俄然、楽しくなってきました。
「静かだけど熱い」んですよ。
無気力な感じが漂う同僚達が、いつの間にか自分の仕事に、
プライドを持って接していくところの描写も、さりげなくてカッコイイ。
軍の葬式では不真面目だけど、その後の飲み屋では
自分らのやり方でちゃんと弔う、とか良いよね…。
好きな女の子の前で、格好付けるために宇宙に行く、
というのも、はじめ「エー?」と思ったけど
最近は、すごくかっこよく見えてきた。
戦闘機が飛び交って、戦争してる間を抜けて、ロケットが飛んでく設定は
それだけでめちゃくちゃビジュアル的にカッコイイんだけど
政治的なものから解き放たれて、宇宙を目指していくという意味でも
かなりカッコイイ気がする。
あと、やっぱり年取るにつれて、わかってくるところもあります。
ヒロインとの関係は、見返すごとに、
くっつく可能性がゼロになっていくように感じるなあ。
どんどん距離が離れていって、ラストは地上と宇宙で…という。
あとは、博士の奥さんが葬式にチラッと出るシーンとか
「ああ…」と思ってしまう。あのちょっとのカットで
いろんなことが想像できるよね…。
(嫌味な女性記者が、大友キャラなのも気になる…。)
いろいろ書きましたが、また見返したときに
「あ、違った」ということもあるかもしれないので、
適当に聞き流してください。
でも、映画みて「こうゆう意味?」「やっぱりこうかも」とか
考えるのは楽しいですね。再確認したりとか。
これからまた見返すときが楽しみです。